2013年7月16日火曜日

「歯のばんそうこう」で虫歯にさようなら?

2012年09月18日のAFP通信から。

1つ1つの歯を虫歯から守ったり、より白く見せることのできる極薄の膜を、近畿大学(Kinki University)生物理工学部の本津茂樹(Shigeki Hontsu)教授と大阪歯科大学(Osaka Dental University)の吉川一志(Kazushi Yoshikawa)准教授が共同開発した。
 この「歯のばんそうこう」は耐久性に優れた柔軟性に富むシートで、歯のエナメル質の主成分ハイドロキシアパタイトでできている。AFPの電話取材に応じた本津教授によると、「曲げられる」ハイドロアパタイトシートは世界初。歯の保護やエナメル質の修復など、歯科治療での実用化を目指しているという。


こういうすぐれた技術がどんどん実用化されるといいなぁと思います。

虫歯は本来、1本たりとも作ってはいけない。

ブログのタイトル通り、私は今更ですが「歯医者フリー」、つまり、歯医者には極力関わらないほうが身のためである、と痛感しています。

端的に言ってしまえば、歯科医院に行くのは、3か月~半年に1度の歯のクリーニングの時だけ、という状態が人間にとってベストです。

歯科医院とは、人を不愉快かつ不健康にするところだからです。
(しかもお金を払って)


典型的なのが虫歯治療です。

虫歯とは元来、不自然なものです。

野生動物には虫歯は原則として無く、未開の地で暮らす原住民にも虫歯はほとんどありません。しかし、現代人には虫歯が多発します。この原因は、(よく言われますが)主に2つあります。

①穀物等を加熱処理して食べるから。(=柔らかいので、歯に残留しやすい)
②砂糖を消費するから。

いくつかソースがあったので、まとめておきます。
イヌ,ネコには虫歯菌はいない」 
動物は虫歯にならないの
歯磨きのお話

特に、砂糖の害については、厚生労働省のサイトでも明確に指摘されています。
甘味食品・飲料の摂取頻度がう蝕の発病に強く関わっていることは、国内の多くの疫学調査のほか、長期間の介入研究においても立証されている。特に砂糖については、口腔内細菌により菌体表面で不溶性グルカンを合成する際の基質となるなど、他の糖質よりもう蝕の誘発に深く関与していることが明らかにされている。

ということで、砂糖を生活から追放できれば、虫歯との縁はかなり切れそうな感じですね。

砂糖の消費量と虫歯の形成量には、明確な比例関係があります。
953412.fig.001
(出所:http://www.hindawi.com/journals/ijd/2011/953412/



話を戻します。

次に、穴が空いた歯を削って詰め物をする、という行為も、きわめて不自然です。

歯を削って異物を入れることで、
①歯の微妙な高さがズレる
②金属やプラスチックが溶け出して体に妙な影響を与える

といった弊害が発生します。

さらに、詰め物と歯の間には必ず隙間があるので、

③歯垢が滞留しやすくなり、結果、当該部位がまた虫歯になりやすくなる

という悪循環をもたらします。



人間の肉体の一部を削ったり、何かを埋め込んだりするのが良いわけがありません。
歯医者に行けば行くほど、不健康になると考えていいと思います。

もちろん、背に腹は変えられないので、虫歯になれば、行くしかないでしょう。
しかし、歯というのは、野生動物を見ていればわかるとおり、基本的には一生持つものなのです。

つまり、これは理想なのですが、
・虫歯は1本も作ってはいけない。
・虫歯になるような食事はとってはいけない。

というのが、生物として幸せに生きる上での必要条件だと思います。


虫歯になりにくい食事については、別ページをご覧ください。

Wikipediaには、「虫歯は、風邪と同じく、どの世代も抱える普遍的な病気」だと書かれていますが、実際は全然同じではないです。

風邪を引けば、病院に行って、薬をもらって、安静にしていれば回復するでしょう。
これは、元の健康な状態に完全に戻れるという意味です。


しかし、虫歯になって歯科医院に行くと、削って詰められるだけです。
元の健康な状態には戻りませんし、その後一生、撤回できないリスクを抱えることになります。
二次虫歯になるリスク、噛み合わせが変わるリスク、金属やプラスチックによる体へのリスク・・・。
とても、「原状回復」とは言えません。

さらに、「下手くそな歯医者による削りすぎ/う蝕の削り残し」という巨大なリスクも抱えます。
歯の内部は見えません。削ってフタをされたら、適切な措置だったのか不適切だったのかすら、わかりません。ある日突然、被せ物の下が痛みだす。レントゲンにも映らない。開けてみると、取り残した虫歯が神経まで達していた・・・・・・そんな意味不明なリスクを、その後一生抱えなければいけないのです。

これは、割にあいません。

もし、「治療」してくれるのであれば、元のピカピカな歯に戻してくれなければなりません。
歯科医のやっているのは、せいぜい「処置」というべきもので、全然治療ではないのです。


だから、風邪は引いても大したことはないですが、虫歯は大したことなのです。
是が非でも、虫歯は避けて通らねばなりません。
虫歯になっても許容できるのは、せいぜい、乳歯だけです。

そうならないように、小さなお子さんには特に、砂糖を徹底的に避けた食生活を送らせてあげたいものです。

(3歳までに虫歯菌への感染が無ければ、一生虫歯にはならないので、できればその方法が一番良いのですけどね)

虫歯になりにくい食事

理想なのですが、歯科医院で削られるリスクの大きさを考慮すると、
・虫歯は1本も作ってはいけない。
・虫歯になるような食事はとってはいけない。

というのが、生物として幸せに生きる上での必要条件だと最近思います。

では、これには、どうすればいいのか?
簡単です。

野生動物や原始人に虫歯が無いことに倣って、できるだけ野生的な食生活にすればいいのです。

具体的には、

①加熱する食事を減らし、できるだけ生か半生のものを食べる。生の野菜、果物、魚など。
②砂糖を生活から排除する。加工食品にも砂糖が大量に含まれているので、既製品は食べない。外食も避ける。

といったことを日々守ればいいと思います。
しかし、毎日これを貫くのは難しいでしょうから、たま~に例外があってもいいと思います。
しかし、少なくとも小学校に行く前の子供さんには、そういう食生活をさせてあげたいと思います。

具体的に私が実践しているのは

【食べないもの】

  • 既製品かお手製かに関係なく、菓子を一切食べない。
  • ジュースや清涼飲料水も絶対飲まない。果汁100%でも飲まない。
  • 大半の加工品(食パン、ラーメン、シリアル、ハム、ソーセージ、ケチャップ、ソース、ドレッシング、カレールウ、スーパーのお惣菜等)には砂糖が大量に含まれているので、絶対食べない。

【食べるもの】
  • 生野菜や果物を食べる。(野菜は、サラダ系の野菜以外にも、にんじん、大根、玉ねぎなどは切れば生で食べられます)
  • 肉、魚、乳製品、卵、豆腐、納豆などは積極的に食べる。
  • 主食は米にする。(小麦粉由来の製品は米に比べて歯にへばりつくので、なるべく食べない)


といった感じです。


例えば、私のある日の食事ですが・・・

・豚冷しゃぶサラダ(生のキャベツ、ニンジン & 軽く蒸した豚肉、ブロッコリー、しめじ)
・冷奴しょうが乗せ
・スクランブルエッグ
・鶏手羽の塩焼き
・胚芽米

というメニューでした。
味付けは、すべて塩、コショウ、醤油、オリーブオイル、のみです。
これでもじゅうぶん美味しいですし、健康的です。


ときどき、「現代ではそんな食事は現実的に無理」という人がいますが、そんなことはないと思います。

飲み会や外食の回数をできるだけ減らし、かつ、既製品と砂糖を食べなければいいのです。

野菜や果物は生なら切って盛ればいいだけですし、豆腐や納豆、卵はすぐにでも食べられる食品です。それにサっと焼いた魚か肉をつければ、帰宅後30分もあれば食事は用意できると思われます。

歯に良いという面以外にも、砂糖と既製品を避けることには大変重要な意義があります。
それは、ヘルシー、ということです。

砂糖(スクロース)は本来、汎用すべき食品ではなく、栄養面では何らメリットが無い物質です。砂糖がもたらすのは、肥満、興奮、血糖値の異様な上昇、カルシウムの浪費、など、悪いことばかりです。「リラックス効果がある」という砂糖会社の声もありますが、甘味がほしいなら果物食べてください、という話です。砂糖は中毒性が強く、できることなら足を洗うのが良いと思います。

また、パッケージ化された既製品には、得体のしれない化学調味料や保存料がたくさん入れられています。カップ麺や冷凍食品などは、原材料の名前を見るとその多さにびっくりするほどです。なので、これらを避けることで、自然にヘルシーな食生活を送れるのも、歯にやさしい食事をとることの副産物です(余談ですが、私は小さいお子さんに持たせる弁当に、冷凍食品を入れるのは良くない風潮だと思います)。